木目込人形(きめこみにんぎょう)は、木製の人形の一種。
桐塑または木で作られた人形に、衣服の皺や模様の形に本体に筋彫りを入れ、筋彫りに目打ちなどで布の端を押し込んで衣装を着ているように仕立てた人形。この、筋彫りに布の端を押し込む動作を「木目込む(決め込む)」ということから、木目込人形と呼ばれるようになりました。
京都の上賀茂神社に仕える雑掌高橋忠重が、木切れに布を木目込んで人形を作ったのが始まりとされています。こちらは立雛の人形です。台座付。
※経年による細かな汚れあり。
サイズ約 雛(幅12cm 奥行9cm 高さ20cm) 内裏(幅18cm 奥行8cm 高さ24cm)