吸入療法は薬液を含むエアロゾル(霧状の微細な水滴)を気道内に吸入する治療法。明治10年(1877)頃、日本に初めて吸入器が輸入されています。吸入器の構造には2種類あり、火力で発生させた蒸気に薬液を混合させる方式と、霧吹きのような装置で薬液や粉薬を噴霧する方式があります。こちらはアルコールランプを使用した火力式のもの。大正時代に普及しています。経年によるイタミ、特にゴム製部品の劣化があり実用不可ですが。レトロなガラス部品などが面白い品です。箱付き。大川式吸入器本舗製。
※経年による汚れ、イタミあり。※写真のタバコ箱はサイズの目安です。付属しません。
箱サイズ約(幅22cm 奥行き13cm 高さ11cm)