第2次世界大戦直後から、従来の3号電話機の性能をさらに上回る新型電話機の研究開発が進められ、昭和25年(1950)、4号電話機が誕生しました。『だるま』の愛称で親しまれた独特な筐体デザインも、生産性や壊れにくさを十分に考慮した結果の形状。ベークライト製の4号電話機の頻発する落下による破損事故を踏まえ、各部の素材から見直しを図られました。性能面でも感度の高さから「ハイファイ電話機」とも言われたそうです。また、従来よりも細い通信用ケーブルを利用することができ、より多くの国民に電話を供給して電話普及率を向上させるという点でも貢献しました。ディスプレイや資料として。
※経年によるイタミ、汚れあります。※前面の電電公社マークが欠損しています。
(幅24cm 奥行き20cm 高さ14cm)